「避難先」円買われる 実効レート、追加緩和前の水準に 2015/08/26 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の経済面にある「「避難先」円買われる 実効レート、追加緩和前の水準に」です。





 外国為替市場で円がドルやユーロだけでなくアジア新興国など幅広い通貨に対して買われている。世界的な株安のなかで「安全通貨」として避難先になっているためだ。円の総合的な実力を示す名目実効為替レートは25日、日銀が昨年10月末に追加金融緩和に踏み切る直前の水準まで上がった。世界全体で見た日本の輸入には追い風になる半面、輸出や訪日客の消費には逆風となりそうだ。

 円相場は24日の海外市場で一時1ドル=116円台を付け、1日で6円近く急騰した。25日も円高・ドル安の流れは続き、118~120円台の荒い値動きとなった。

 対ドルだけでなく、円相場は他の主要通貨に対しても高くなっている。

 日本の主な貿易相手国・地域の24通貨との交換レートを貿易量に応じて加重平均した円の名目実効為替レートを日経通貨インデックス(2008年=100)でみると、円は25日時点で97.1となった。

 昨年10月23日(97.5)以来の高さで、先週末から4.3%上昇している。日銀の追加金融緩和で下がった円がいったん緩和前の強さに戻ったことになる。

 マネーが安全志向を強めたことでアジア新興国通貨は売られている。逆に、流動性が高く取引しやすい先進国通貨が買われやすくなっている。

 ユーロの名目実効為替レートは昨年12月18日以来の水準まで上昇し、今年1月の緩和効果は剥落した。ドルも市場の年内利上げ観測を背景に上昇基調にあり、03年3月以来、12年5カ月ぶりの高水準で推移している。



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