こころの健康学 曜日ごと 活動ペース調整 2017/5/1 本日の 日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の健康面にある「こころの健康学 曜日ごと 活動ペース調整」です。





 曜日には色があると言った人がいる。日曜日から土曜日までまったく同じように過ぎていくのではなく、曜日それぞれに感じる気持ちに特徴があって、曜日によってこころの状態が違ってくるというのだ。

イラスト・大塚 いちお

 中でも、多くの人のこころが一番軽くなるのが金曜日だろう。以前には花の金曜日を短縮した「花金」という言葉が使われていた。一週間働いてきてホッと一息つける金曜日の心理状態をうまく言い表した表現だ。

 最近は「プレミアムフライデー」といって、月末の金曜日には早めに仕事を切り上げて自分や家族のために時間を使おうと呼びかけられている。ウイークデーに働く人にとって、金曜日に続いて楽な気持ちになれるのが木曜日だろう。「花金」ならぬ「花木」と言われたりする。

 一方、週の始まりにはこころや体が重いと感じる人が少なくない。特に月曜日は週末の休みの反動からか、今ひとつスッキリしないという人が多く、精神的な不調をかかえて出社に苦労するという話をよく耳にする。

 もちろん、ここまで書いてきたことはウイークデーに働く人の例で、働き方や生き方は人によって違う。シフト勤務の人、週末や休みに働く人、働かない人、働けない人など様々だ。どの人も、こころはいつも同じ状態にあるわけではなく、周囲の環境の影響を受けて動いている。

 だからこそ、その時々のこころの状態にあわせて自分の活動のペースを調整することが、こころの健康を保つために大切になる。その意味で、曜日に色があるという視点を意識しておくことが大事だ。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



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