インド、海洋戦略の要所 対中国で高まる重要度 2017/9/13 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の政治面にある「インド、海洋戦略の要所 対中国で高まる重要度」です。





 安倍晋三首相がインドとの関係を重視するのは、安全保障上の重要度が高まっているためだ。インドは日本のシーレーン(海上交通路)の要衝。中国の積極的な海洋進出をけん制するためには、インドとの連携は欠かせない。中国の軍拡や北朝鮮の挑発など、東アジアの安保環境は厳しさを増している。強固な日米同盟をさらに補完する狙いもある。

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 日本とインドは1年おきに首相が相互に訪問している。安倍首相がインドを訪れるのは、2012年末の第2次政権発足後、3回目となる。モディ首相との首脳会談は国際会議などを含めると既に10回目に達し、インド重視の姿勢は明らかだ。

 首相は16年、新たな海洋戦略として「自由で開かれたインド・太平洋戦略」を打ち出した。太平洋からインド洋までアジア、アフリカをまたぐ海域を「海洋の法の支配が及ぶ範囲」と位置づけ、シーレーンを確保する考えだ。中国は同海域で経済圏構想「一帯一路」を掲げ、海洋進出を積極化している。

 安倍首相が戦略を実現するには、アジアとインド洋沿岸諸国の結びつきを強めることが不可欠だ。インドのモディ首相が唱える東アジア重視戦略「アクト・イースト」とも共鳴する。インドにとっても、中国の海洋進出は脅威のため、日印で協力を深める方針だ。

 14日の首脳会談では、海上自衛隊とインド海軍による共同訓練の推進や防衛装備品の技術協力など安保分野での幅広い連携を確認する見通しだ。



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