トヨタ社長「今後100年はエコカー時代」 日経・FT共同インタビュー 2016/01/12 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の1面にある「トヨタ社長「今後100年はエコカー時代」 日経・FT共同インタビュー」です。





 トヨタ自動車の豊田章男社長は日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズ(FT)との共同取材に応じ「今後100年はエコカーの時代」とし、燃料電池車やプラグインハイブリッド車(PHV)など複数の技術を展開していく考えを強調した。各国の規制などに合ったエコカーを機動的に投入できるようにして世界規模で強まる環境対策に応えていく。(関連記事を日経・FT共同特集面に)

インタビューに答える豊田章男社長

 豊田社長は「自動車産業は過去1世紀、ガソリンエンジンが主流だった。次の100年はさまざまなエコカーが伸びてくる」と指摘し、PHVや燃料電池車、ディーゼルエンジン車などが発展していくとした。

 他の自動車大手は日産自動車が電気自動車(EV)、独ダイムラーは燃料電池車などとエコカー戦略の柱を定めている。これに対しトヨタは年1兆円の研究開発投資で幅広いエコカー技術に対応し「各地域の消費者の選択に応えていく」(豊田社長)との考えを示した。

 豊田社長は「目標数値に依存する経営」のリスクも強調した。販売台数などの数値目標を掲げて会社を引っ張ると、それ以外のものが目に入らなくなり組織が1つの方向に暴走しかねない。「販売台数で世界首位」をめざした独フォルクスワーゲンの排ガス不正事件や、東芝の会計操作など「数字にこだわりすぎる経営」の引き起こす不祥事は後を絶たない。

 豊田社長は「現場に近いところでそれぞれ数字の目標を決めて頑張るのはいいが、経営トップはやってはいけない」「リーマン・ショック以前のトヨタも数字経営だった」などと持論を展開した。



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