ビル・ゲイツ氏「貿易戦争の回避を」 トランプ氏けん制 2017/1/2 0 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の総合面にある「ビル・ゲイツ氏「貿易戦争の回避を」 トランプ氏けん制」です。





 【ダボス(スイス東部)=小滝麻理子】米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏は世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で18日、日本経済新聞のインタビューに応じた。トランプ次期米大統領が中国に対して強硬な発言を繰りかえしていることについて、「貿易戦争を回避することを望む」と話し、保護主義をけん制した。

 ――トランプ氏は対中国など強硬で保護主義的な姿勢を示しています。

 「米国と中国は相互に非常に利益の大きい、ウィンウィンの関係だ。両国は良好な関係を維持すべきだ。(自由貿易の重要性を主張したダボス会議での中国の習近平国家主席の発言など)米中ともに様々な発言が出るが、どのような結果になるか今はわからない。私の立場からは貿易戦争を回避することを強く望む」

 ――英国の欧州連合(EU)離脱など世界的に反グローバルの傾向が見えます。

 「貿易推進によって打撃を受けていると考える人々の気持ちを理解する必要がある。自由貿易と移民政策の問題は今後10年は大きな議論になるだろう。だからといって全体として反グローバル化が進むとするのは誇張だ。グローバリゼーションは過去100年ほど前進と揺り戻しを繰りかえしてきた。今は製品がこれまでにないほど世界規模で作られ、様々な技術の進歩には世界中の国が関わっている。今後もグローバル化が減速することはない

 「個人的には私は環太平洋経済連携協定(TPP)を支持していた。(トランプ氏の反対により)実現は非常に難しくなっているが、TPPのもと、日本は農業分野などで、米国以上に変革することができる」

 ――トランプ次期政権に期待することは。

 「トランプ氏とは昨年末に会い、技術革新(イノベーション)を促進するための支援や資金の重要性について話す機会があった。健康問題や農業、人工知能(AI)など新技術分野でのイノベーションが焦点になると考えており、(次期政権下で)多くが実現することを期待している」



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