マヨネーズも雪もはじく、慶大がはっ水技術 0.5度傾ければスルリ 2017/1/8 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の科学技術面にある「マヨネーズも雪もはじく、慶大がはっ水技術 0.5度傾ければスルリ」です。





 慶応義塾大学の白鳥世明教授はガラスなどの表面をわずか0.5度傾けるだけで、表面の水が滑り落ちるはっ水加工技術を開発した。マヨネーズのような粘性のある物質や霧などの細かな水滴、雪にも対応した。車の窓ガラスや内視鏡の曇り止め、航空機の翼に氷が付くのを防ぐなど幅広い用途に使えるとみている。2020年ごろの実用化を目指す。

 新技術は有機物質「フェニルトリエトキシシラン」の分子を並べた極薄の膜を、ガラスや金属の表面に吸着させた。表面に水滴や雪などがあっても付着せず、ごくわずかな傾きがあれば滑るように落下する。

 潤滑油によって表面の摩擦を極めて低くすることで付着を防ぐ仕組みだ。実験では水滴になりにくい細かい霧や雪、アイスクリームやハチミツ、血液なども滑り落ちた。カッターナイフなどで傷を付けてもすぐに自己修復し、劣化しにくい。

 従来のはっ水加工は水滴がハスの葉の表面を転がる現象をまねていた。表面に細かい凹凸を付け接触面積を減らすことで水滴を作って転がり落としていたが、落ちにくい場合もあった。



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