上海株乱高下、動揺続く 一時5%安、上昇の場面も 2015/07/29 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の総合2面にある「上海株乱高下、動揺続く 一時5%安、上昇の場面も」です。





 【上海=土居倫之】中国・上海株の動揺が収まらない。市場全体の値動きを示す上海総合指数は28日、前日比5%安に急落したあと一転して上昇するなど乱高下した。景気への懸念が強まるなか、中国政府はあからさまな市場介入で株価を押し上げようとする姿勢を変えていない。しかし、その効果には限界がみえ始めている。

 28日の上海総合指数は1.68%安の3663で取引を終えた。中国政府が株価対策を縮小するとの臆測から急落した27日と合わせた2日間の下落率は、10%を超えた。

 証券監督当局は27日夜に「(政府系金融機関の)中国証券金融は株式の買い入れを続ける」と表明した。中央銀行の中国人民銀行も28日朝に「下期も穏健な金融政策を続ける」と発表した。市場にくすぶる「人民銀の金融緩和姿勢が後退しているのではないか」との観測を打ち消すためだ。

 しかし、弱気に傾いた投資家心理を好転させるには力不足だった。

 中国の露骨な市場介入には国際的な批判が高まっている。米ブルームバーグ通信は24日、「国際通貨基金(IMF)が中国に株価対策を解除するよう促した」と報じた。

 瑞銀証券の汪濤チーフエコノミストは「中国政府といえども永遠に介入を続けられない。市場が安定したあとは徐々に介入をやめるだろう。投資家のリスク意識は明らかに高まっており、投資に慎重にならざるを得ない」と話している。



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