中国成長率、実は5%? 日経センター4~6月試算 公式「7%」と開き 2015/09/29 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の総合2面にある「中国成長率、実は5%? 日経センター4~6月試算 公式「7%」と開き」です。





 日本経済研究センターは今年4~6月の中国の実質国内総生産(GDP)成長率が、中国政府の発表を大幅に下回る5%前後にとどまっていた可能性が高いとの試算結果をまとめた。7%成長を保ったとする習近平指導部の主張とは、食い違う内容になっている。(関連記事国際面に)

 試算は中国の「鉄道貨物輸送量」と「発電量」「銀行貸し出しの伸び」を使って実施した。

 いずれも中国の李克強首相が遼寧省トップを務めていたときに、経済分析の材料に用いたとされる指標で、公式統計よりも中国の実体経済の動きを正確に表しているとの見方が多い。

 日経センターはこの3指標を組み合わせた指数を用い、中国の4~6月の実質GDP成長率が4.8~6.5%の範囲内だったと試算した。中国国家統計局が発表した7.0%より低い数字だ。

 4~6月期に鉄道貨物輸送量が前年同期比で約1割減となり、発電量の伸びも緩やかだったことが成長率の試算値を押し下げた。2013年前半までは試算値と政府公表の成長率に大きな差はみられなかったが、13年夏ごろから試算値が公表値を下回るようになり、その差が広がりつつある。

 中国政府は今年の成長率目標を「7%前後」と定めている。しかし市場では中国経済が想定を上回るペースで減速しているとの見方が強まっており「中国政府は統計数字を操作しているのではないか」との疑念が絶えない。



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