各国の事例は? 戦争・面積等分・裁判… 2016/06/26 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の日曜に考える面にある「各国の事例は? 戦争・面積等分・裁判…」です。





 領土を巡る争いは古今東西、絶えない。近年はどのように解決してきたのか。

 戦争で「決着」したのが南大西洋のフォークランドを巡る英国とアルゼンチンの領有権争いだ。スペインから領有権を引き継いだと主張するアルゼンチンが1982年、軍艦を派遣し民間人を無断で上陸させたのを機に武力衝突に発展。英国が3カ月で奪還した。90年に国交回復したが、アルゼンチンは依然として領有権を主張している。

 面積を等分した例もある。69年に軍事衝突にまで発展した中国とロシア(旧ソ連)の国境問題。2008年、国境河川のアムール川(中国名・黒竜江)とウスリー川の合流点にある大ウスリー島(黒瞎子島)を2等分する議定書に調印した。

 シンガポールとマレーシアによるペドラ・ブランカ島(マレーシア名はバトゥ・プテー島)を巡る争いは裁判でけりを付けた例だ。

 マレー半島南部の沖合にある無人島で海上交通の要衝に位置する。シンガポールが英植民地時代に島に設置された灯台を管理するなど実効支配してきたが、マレーシアが地図に同島を領土として記載し帰属権争いが生じた。03年にオランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)に判断を委ねることで合意。ICJは08年、シンガポールに帰属すると判断した。



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