大機小機 円の実効レート低水準1年11カ月ぶりリスク選好 強まる 2018/1/6 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞のマーケット総合面にある「大機小機 円の実効レート低水準1年11カ月ぶりリスク選好強まる 」です。





 主要通貨に対する円の総合的な価値が下がっている。日経通貨インデックスが示す円の実効レート(2008年=100)は5日時点で97.4と約1年11カ月ぶりの低さとなった。日米の株式相場が高値で推移するなか、投資家心理が改善し、新興国や資源国の通貨に比べて金利の低い円が売られやすくなっている。

 原油など資源価格の上昇も投資家のリスク選好姿勢を強め、資源国や新興国の通貨の上昇を促している。5日の東京外国為替市場では、資源国通貨とされるオーストラリアドルやニュージーランドドルが対円と対ドルで2カ月半ぶりの高値を付けた。南アフリカランドやトルコリラなどの新興国通貨も上昇している。

 ドルも円と同様に売られている。米インターコンチネンタル取引所(ICE)が算出するドルの実効レート(ドル指数)は、2日に3カ月半ぶりの低さとなってから、横ばい圏で推移している。他の通貨に対する円安とドル安が同時に進んでおり、「対ドルの円相場では円安が進みにくくなっている」(国内証券)。

 円とドルの実効レートが下がっているのは、ユーロ高の影響も大きい。好調な欧州経済や欧州中央銀行(ECB)による金融政策の正常化が意識されており、ユーロが対円や対ドルで買われている。5日の東京市場で、ユーロは対円で136円台半ばと約2年3カ月ぶりの高値に上昇した。対ドルでも、約4カ月ぶりの高値圏で取引された。



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