思いやりには微調整大事 2018/06/25 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の「思いやりには微調整大事」です。





「思いやり」をテーマに行われた社員研修を見学する機会があった。社員同士が思いやりを持って仕事をすることで、心身ともに健康に働けるようになるし、ひいては会社の成長につながると考えての研修だ。

(画像:イラスト・大塚いちお)

研修の基礎となる考え方が相手への配慮と、お互いの関係の微調整だった。相手への配慮については、相手の気持ちを感じ取り、考えを理解し、そのうえで相手の力になりたいと考えるという3つの要素がある。

会社に限らず、学校や家庭、地域でも、人間関係を良くするためには、まず相手の人がどのような気持ちになっているかを感じ取る感性が大事だ。それに加えて、相手がどのようなことを考えているのか、何を期待しているのか、相手の考えを理解することも大切になる。

言ってみれば、情と知の両面から相手を理解する。そのうえで相手の気持ちに共感しながら、相手が期待していることができるだけ実現するように手助けしようとする。

そのときに自分が一方的に理解することになっていないかどうか気をつけないといけない。関係が近いほど相手のことが分かると考え、自分の思いだけで言葉をかけたり手助けしようとしたりすることがあるが、必ずしもそれが当たっていると限らない。良かれと思ってしたりすることがその人を傷つけることさえある。

だからこそ相手の気持ちや考えを確認し、それに応じて自分の対応を変えて、お互いの理解がかみ合うように調整する必要がある。これが微調整で、思いやりの関係性の大切さを具体的に表す言葉だと考えた。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



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