旬の人 時の人 菊地崇仁さん(41) 会員12 万人、買い物ポイントをネット解説 2016/12/27 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の総合面にある「旬の人 時の人 菊地崇仁さん(41) 会員12万人、買い物ポイントをネット解説」です。





 マイナス金利でポイントの「還元率」に注目が集まるなか、お得情報に敏感な個人が熱い視線を注ぐ「ポイントの達人」だ。自ら60枚近いクレジットカードを所有し、年40万~50万円相当の航空マイルをためる。実体験で得たノウハウを公開するインターネットサイト「ポイ探」は現在12万人の会員を集める。

 もとは工学部でプログラムを学んだ技術者だ。ポイントに関わったきっかけは、知人から各種ポイントの交換情報サイトのシステム開発を頼まれたこと。消費者への「オマケ」だったポイントが、いまや流動性や規模の面で「通貨」のような性格を持ち始めている。いち早くその可能性に注目したわけだ。

 だが、知人から事業を買い取り代表に就いた2011年、東日本大震災でサイトへの広告出稿が激減。逆境の中、あえて身銭を切って様々なサービスを実際に使い、利用者にしかわからないポイントのメリットとデメリットを解説する方向に舵(かじ)を切った。

 徹底した実地主義を貫き、「我々も知らない情報を持っている」(大手カード会社)と、ポイント運営元からも一目置かれる。様々なポイントの交換や統合が可能になり、当の企業も全貌を把握できないほど仕組みが複雑化した。だからこそ「将来は個人ごとに最適なポイント活用法をコンサルしたい」と意欲を燃やしている。

(堀大介)

きくち・たかひと1975年生まれ。1998年法政大学工学部卒、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。社内システム開発などに携わった後、2002年に退社。06年「ポイ探」開発に参加し、11年に代表就任



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