決算番付2016(6)市場予想との乖離率 千代建トップ、受注残に期待 2016/05/31 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の投資情報面にある「決算番付2016(6)市場予想との乖離率 千代建トップ、受注残に期待」です。





 2017年3月期の業績予想で、会社計画と株式市場の見方が分かれているのはどこか。市場予想が会社予想を大きく上回っていれば、それだけ今後の上方修正の可能性が高く、逆に下方に乖離(かいり)していれば、計画未達の懸念が高いとみることができる。

 アナリストの平均的な予想(QUICKコンセンサス)が会社見通しの2倍以上に達しているのが、千代田化工建設だ。会社側は原油安を受けた資源開発プロジェクトの需要減を警戒。今期の連結経常利益を前期比14%減の140億円と見込む。一方、アナリストが着目するのは豊富な手持ちの受注残だ。追加工事案件の上積みも勘案すると、経常利益は前期からの倍増が見込めるとする。

 3位の日本郵船も会社と市場の見方が分かれる。会社が海運市況の回復を保守的に見積もるのに対して、株式市場では同業他社に比べ市況の影響は比較的小さいとみているようだ。

 東京ガス(5位)は新事業次第で上方修正の可能性がありそうだ。会社計画は400億円と前期比8割の大幅減。液化天然ガス(LNG)価格下落によるガス料金引き下げが響く。ただ、4月からの電力自由化では東京電力系からの契約乗り換えが広がっており、利益上積みの期待が高い。

 反対に、会社計画に対して市場の見方が厳しい第1位は電子回路の接続部品を手がける日本航空電子工業。会社は経常増益を見込むが、アナリストは高価格帯向けスマートフォン部品の不振から1割減益とみる。荏原への市場の見方も厳しいが、会社の為替前提は1ドル=105円。為替次第ではアナリストの見方が上振れる余地もある。



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