滞在型ホテルで需要開拓 三井不動産、体験イベント提供大和ハウ ス系は3〜5人宿泊想定 2017/2/4 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の企業面にある「滞在型ホテルで需要開拓 三井不動産、体験イベント提供大和ハウス系は3~5人宿泊想定」です。





 中長期滞在型の宿泊施設が広がってきた。三井不動産は3日、ホテルの新しい上級ブランドを立ち上げると発表した。まずは京都市と東京・銀座で開設する。連泊客らの需要を意識し、体験型イベントなども提供する。大和ハウス工業系のコスモスイニシアも滞在型ホテル事業に参入する。「コト消費」が拡大するなか、訪日客やシニアらの宿泊需要を取り込む。

三井不動産の新ブランドホテルの外観イメージ(京都市)

 三井不動産の新ブランドは「ザ セレスティンホテルズ」。特徴は開設場所ならではのサービス提供にこだわること。建物外観にとどまらず、ホテル内飲食店も地元の老舗を誘致する。土地ならではのアメニティーもそろえ、伝統芸能の体験イベントなども企画する。

 宿泊料金の目安は1室3万~3万5千円。同社が誘致した高級外資ホテル(5万円以上)と、同社の主力ブランド「三井ガーデンホテル プレミア」(2万円前後)の中間を想定。新たな宿泊マーケットを開拓する。4日前後の宿泊を想定しており、宿泊客の半数は都心の主力ホテルと同様、訪日客で占めるとみる。

 新ブランドの開設目標や海外での事業展開は未定。まずは京都市と東京都の計3カ所で今秋にも開業する。京都では清水寺の近くに開設し、客室数は157。30平方メートルの客室が基本で、靴を脱いで入ってもらう。東京・銀座では104の客室を用意。最上階の14階には都内で展開するバーラウンジを誘致する。

 コスモスイニシアも中長期滞在型のホテル事業を始める。1部屋に3~5人が滞在できる40平方メートルほどの広さの部屋を用意。キッチンやダイニングルームを設ける。2018年にも東京都や京都市で5棟を開業する計画だ。

 訪日客の観光需要が都心から地方にも流れたり、滞在日数が長くなったりするケースが目立ってきている。各社は従来型の宿泊施設だけでは需要を取りこぼしかねないとみて、多様なホテル業態の提供に力を入れていく方針だ。



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