育児や仕事 自分らしく 2018/05/14 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の「育児や仕事 自分らしく」です。





こどもの日に家族そろって子どもと一緒の時間を過ごした人も多いだろう。日頃忙しい人にとって大型連休は、家族と一緒に過ごす貴重な機会だ。

(画像:イラスト・大塚 いちお)

子どもと過ごす時間がなかなか取れない悩みは男性に限らず、働く女性も同じだ。しかし、その気持ちに周囲の人たちが寄り添うのはなかなか難しい。米国の精神科医の学術団体であるアメリカ精神医学会のニュースレターのコラムに、新しく子どもを授かった女性精神科医がそうした悩みをつづっていた。

子どもが生まれ、職場で一緒に働く人たちが祝福してくれた。そのとき周囲の人たちが一様に、仕事で無理をしないようにして子育てに専念するように勧めてくれたのが、その女性にとっては気になったという。

自分は子育てをしながら、一方で、いままで通りにきちんと仕事をしていきたい。子どもがいるからといって仕事の手を抜くという考え方をすることは、自分にはできない。だから、仕事はそこそこに子育て第一に考えるようにと言われても、素直に受け入れることができない。

これはもっともな考え。仕事に対する思い入れがあるなかで、それをあきらめろというのは無理な話だ。だからといって、これまで通り、すべての時間を仕事のために使うことはできない。誰もスーパーウーマンやスーパーマンにはなれない。

だとすると限られた時間の中で、自分で満足できる仕事や子育てができるよう工夫する必要がある。それを支える環境は周囲がつくる。こうした発想は子育てに限らず、自分らしい働き方をするためにとても大切だ。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



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