良品計画、2期ぶり最高益 前期最終217億円 中国がけん引 アジアの利益、国内上回る 2016/04/13 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の投資情報面にある「良品計画、2期ぶり最高益 前期最終217億円 中国がけん引 アジアの利益、国内上回る」です。





 雑貨店「無印良品」を展開する良品計画が12日発表した2016年2月期の連結決算は、純利益が前の期比31%増の217億円となり、2期ぶりに過去最高を更新した。中国などアジアが全体の伸びをけん引した。国内事業も既存店が堅調だった。好業績を受け、年間配当を246円と56円増やす。中国の景気減速懸念は根強いが、17年2月期も増益基調を維持する見通しだ。

中国などアジア事業の収益が拡大している(上海の店舗)

 前期の売上高は3075億円と18%増えた。中期経営計画で掲げた売上高3000億円の目標を1年前倒しで達成した。 好調が目立ったのが中国や台湾、香港などの東アジア事業だ。売上高は830億円と5割近く増えた。中でも中国の伸びが顕著。衣料品や化粧品などの好調が続いているうえ、昨年末に加工食品などの現地生産を強化し、食品の取り扱いが拡大した。

 中国では新たに33店舗を出して店舗数は160店に達した。同日記者会見した松崎暁社長は「中国では実需の消費が強い。日常に使う物を提供しているため、追い風が吹いている」と話した。

 国内では暖冬で手袋やマフラーなど冬物衣料の販売が振るわなかったものの、スキンケア化粧品などの定番品の売れ行きが伸び補った。品質にこだわり価格が高めの商品の構成比率が高まり、客単価が7.7%増え、既存店売上高は4.9%の伸びを確保した。

 地域別の営業損益をみると、東アジア事業の営業利益が172億円と倍増。16%増の170億円となった日本事業を初めて上回った。欧米事業は約4億円の赤字だったが、全体の営業利益は344億円と44%増えた。

 17年2月期の売上高は前期比9%増の3365億円、純利益は12%増の243億円を見込む。円高の進行で海外事業での収益が目減りし、同事業の増収率は9%(前期は41%)にとどまる。中国の好調は続くとみているが、東アジア事業の既存店売上高の伸び率は現地通貨ベースで5%を想定、前期の13%から鈍化する見通しだ。



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