英メイ首相「世界中とFTA結ぶ」 ダボス会議 2017/1/19 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の国際面にある「英メイ首相「世界中とFTA結ぶ」 ダボス会議 」です。

英国の目指す方向性は決まったようです。この方針を踏まえ、世界第4位の流通規模であるポンドとシティ金融の影響力が弱まる可能性が高くなりそうです。

今後は、FATにより相手から何を享受してもらい、代わりに何を差し出すのか、に注目したいと思います。また、グローバル化というスピードの速いトレンド下で自由貿易圏ではなくFATが通用するのか、にも注目したいところです。更に、今後、米英や英中がFTAで結ばれたときに、日本の経済環境や安全保障にどのような影響をもたらすか、も関心事です。





 【ダボス(スイス東部)=小滝麻理子】英国のメイ首相は19日、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説した。欧州連合(EU)からの離脱を踏まえて「世界中の国と自由貿易協定(FTA)を結びたい」と力説。今後も外国や海外から投資を受け入れる考えも改めて訴え、「真の国際国家になる」と話した。

 メイ氏は「EUから離脱するが、欧州を拒絶したわけではない」と話し、今後も欧州各国と経済や政治での協力関係を続ける意向を改めて示した。この春にも始まる離脱交渉に向けて理解を求めた。

 その上で「古くからの友人だけでなく、新しい同盟関係の国々と自由貿易を拡大したい」と語った。離脱後にEUと新たに包括的なFTAを結ぶとともに、EU以外の国々とFTA交渉を進める考えを強調した。英国はEUに加盟している間は他国とFTA交渉は始められないが、すでにオーストラリアやインドなどと準備的な話し合いを始めていると説明した。

 EU離脱は英国に大きな変化をもたらすと指摘し、「今後の道のりには不確実な局面もある」と認めた。だが、「英国は自分たちで決断する権限を取り戻す」と話し、移民制限などの主権回復を重視する考えを改めて示した。

 一方、スウェーデンのロベーン首相は18日、ダボスで記者会見し、「EUの加盟国と非加盟国の扱いは区別されなければならない」と指摘。今後の離脱やEUと英国の新たなFTAなどの交渉は「とても、とても複雑なものになる」と話し、交渉が難航するとの見方を示した。

 メイ氏は17日にEU離脱の基本方針を発表。域内でモノやサービスを自由に取引できるEU単一市場からの完全撤退を表明した。英国に進出する企業や投資家らから悪影響を懸念する声が出ていた。



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