REIT指数 急回復 追加緩和の期待高まる 2016/06/30 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞のマーケット総合2面にある「REIT指数 急回復 追加緩和の期待高まる」です。





 不動産投資信託(REIT)の値動きを示す東証REIT指数が急回復している。29日は一時、英国の欧州連合(EU)離脱が決まる前の水準である1818.57(23日終値)を上回る場面があった。先行き不透明感が強まる中で日銀の追加緩和への期待が高まっており、REIT市場がその恩恵を受けるとの見方が広がっている。

 29日の終値は前日比13.26(0.7%)高の1813.14だった。終値こそ23日を下回ったものの、一時1820.60まで上昇した。

 市場では追加緩和への期待が高まる。JPモルガン証券の足立正道シニアエコノミストは日銀が7月末の金融政策決定会合で追加緩和策を打ち出すと予想。REITは「買い入れ額を従来の年900億円から2000億円程度に拡大する」とみる。

 金利低下もREITの相場には追い風だ。長期金利の指標である新発10年物国債利回りは29日、一時年マイナス0.240%と過去最低を更新。上場REITの予想分配金利回りは3.5%(加重平均)なので、相対的に魅力が増している。

 REITが「外部環境に左右されにくいことも資金流入につながっている」(モルガン・スタンレーMUFG証券の竹村淳郎アナリスト)との指摘もある。REITが収入源とする保有不動産の賃料は為替変動の影響を受けにくい。中でも「賃料変動が少ない住宅や契約期間の長い物流REITが選好されている」(みずほ証券の大畠陽介シニアアナリスト)。

 ただ一部では回復ピッチが速い点への警戒もにじむ。「相対的に買われているだけで、再びリスク回避の動きが強まれば資金が流出する可能性がある」(三菱UFJ国際投信の梶井広行シニアファンドマネジャー)との声も聞かれた。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です