2015/03/05 本日の日本経済新聞より「FINANCIAL TIMES 中東諸国や米国とぎくしゃく トルコ、深まる孤立感」

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の国際1面にある「中東諸国や米国とぎくしゃく トルコ、深まる孤立感」です。

日本の長がしたとすれば、これは収まりがとても想像できない発言ですが、トルコでエルドアン大統領の誕生により、このような瀬戸際外交に転換しているのは驚きをもって受け止めました。





 「私たちは世界の中でひとりぼっちになっても構わない。国民が私たちのことをどう思うかが重要だ」。外遊から帰国したトルコのエルドアン大統領が述べた言葉だ。トルコは大国になりたいとの意思を抱いている。だが、トルコと同盟諸国や近隣諸国との間の関係はぎくしゃくしている。

 トルコはエジプト、イスラエル、シリアに大使を送っていない。エジプトはトルコに対し、アフリカや湾岸諸国に物資を運ぶトラックの通過協定を破棄しようとしている。リビアは先週、トルコ企業を国家の調達先から除外すると発表した。

 中東諸国との緊張の一因は、トルコがエジプトの政権から追放されたムスリム同胞団を支持していることだ。同胞団を、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)はテロ組織だと非難する。

 米国との関係もよくない。米国務省はトルコの市民の自由に関して何回も懸念を表明してきた。

 エルドアン氏はアフリカとの関係が良好だと誇るが、すべて順調というわけでない。かつて連携した宗教指導者フェトフッラー・ギュレン師をクーデター計画を理由に非難、同師がアフリカ各地で建てた学校を取り壊すよう求めた。だが、これに応じた国はわずかだ。

 トルコは戦略上、重要だ。過激派組織「イスラム国」との戦いを進める欧米には欠かせない。

 エルドアン氏も友人がいないことに困惑しているようだ。同氏は先月、トルコが孤立しているように見えるとしたら、それはほかの国の指導者が嫉妬しているからだと主張した。だが、何をねたんでいるのかについては言及しなかった。

(4日付)

=英フィナンシャル・タイムズ特約

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