2015/03/09 本日の日本経済新聞より「文武両道、効率で勝負 名大150キロ投手の七原さん 受験勉強、弱点を集中的に 勝てる投球、理由考え抜く」

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の大学面にある「文武両道、効率で勝負 名大150キロ投手の七原さん 受験勉強、弱点を集中的に 勝てる投球、理由考え抜く」です。

これぐらいの年齢の時から、このような考え方ができる方は大成する、まさにその確固たる事例として取り上げます。非常にロジカルでこのスタンスに集中しているところが素晴らしく思います。地頭の違いなど、七原さんにあって自分に無いものを理由にして、自分ではまねできない、このような卑下はやめた方がよさそうです。地頭がなくともスタンスは堅持して、ご自分ができることをしっかりやることが大切と思います。





 学生スポーツの永遠のロールモデルともいえる「文武両道」を地で行く大学生が名古屋にいる。名古屋大のエース兼4番打者だった七原優介さん(22)。最速152キロの快速球でプロのスカウトをうならせてきた。野球も勉強も、徹底的に弱点と向き合って解決を試みるのが彼の流儀だ。

徹夜はしない

 ――高校からエースで4番でしたね。難関の名大に現役合格するまで、どのように受験勉強をしましたか。

 「高3の夏、愛知県予選の3回戦で敗れてしばらくは切り替えができませんでした。新人戦を見に行き、気持ちの整理がつきました。9月からは受験に向けて問題集を解き始めました」

 「勉強は弱点を埋めていく作業です。間違えたところを集中して覚えるように心がけました。休日の勉強時間は家で4、5時間くらい。徹夜は一度もしたことがありません。試験で眠くてボーッとしたら意味がないじゃないですか」

 ――具体的にはどんなやり方で勉強を。

 「日本史や生物は覚えるだけでした。数学も解き方を理解していればあとは頭の体操です。わからなければすぐに解答を見ました。要はどれだけ問題をこなすかです。英語も長文は慣れですし、単語は文法や例文の中で覚える工夫をしました」

 ――効率をかなり重視されていたとか。

 「私は朝は寝たい時間まで寝て、見たいテレビがあれば我慢せずに見る。残った時間をどこまで効率的に使って勉強するかを考えていました」

 ――効率的な勉強法を野球の練習にも応用されたのですか。

 「大学に入って強く意識するようになりました。限りある練習時間の中で、考えて練習に取り組みました」

 「高校時代の直球の最速は142キロ。大学1年生の時は4部リーグでも簡単に打たれる投手でした。そこで目標にしたのは勝てる投手です。どうしたら勝てるのか、打ちづらいのか。理由を考え続けました」

 「勉強もスポーツも急に良くはなりません。目標を持った積み重ねが大事です。直球が152キロを計測したのは大学に入学して1年以上たってからです。足りない筋肉を強化し、体幹を鍛えていたら、出ちゃった感じでした」

卒論は「部活」

 ――体育会と学業をどう両立しましたか。

 「授業には基本的に出席していました。1限目が始まる10分前には教室に着けるように、自宅を出ていました。成績は良くもなく悪くもなく。卒論の関連を除けば3年生までに単位をすべて取り終えました」

 ――文武両道は難しくなかったのですか。

 「難しいとは思います。高校も大学も部活の練習時間は短かったです。重要なのは部活は部活、勉強は勉強とけじめをつけることではないでしょうか」

 ――大学の卒論のテーマは。

 「専攻は教育社会学で、卒論のテーマは『高校の運動部活動』。日本の部活は世界的にも特殊です。なぜ勝利至上主義を貫くのか。日本の部活が成立した歴史や背景から研究しました」

 ――4月からは社会人野球の名門、トヨタ自動車に進みます。同じく国立大の豪腕で注目された田中英祐投手(京大)はロッテに入団しました。

 「すでに練習に合流していますが、体力作りの毎日です。プロ野球に行けるかは別として、目指すのは重要だと思っています。そのためには勝てる投手に成長しないと、ここに来た意味もありません」

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