2015/03/10 本日の日本経済新聞より「経営書を読む コッター著「第2版 リーダーシップ論」(1) リーダーシップとは何か 「マネジメント」とは異なる」

今日の日経注目記事は、日本経済新聞のキャリアアップ面にある「コッター著「第2版 リーダーシップ論」(1) リーダーシップとは何か 「マネジメント」とは異なる」です。





 昨今、日本の経済界のみならず、政治、社会全体で「リーダー人材」や「リーダーシップの発揮」が求められています。しかし、「リーダー」や「リーダーシップ」はどんな人やどんな行動を指すのか、人によって意見が異なっています。

 コッター教授は30年間にわたるリーダー研究を基にリーダーシップの本質を本著で明らかにしています。現在の組織の大半では「あるべきリーダーシップ」が欠けていると指摘しているのです。

 その問題意識の根源には、組織のマネジャーとリーダーが混同されがちということがあります。

 マネジャーとリーダーは異なるものの、組織内では補完し合う関係であるとも述べています。現在の大組織を動かしてゆく上で、この両者はともに必要ということです。

 それでは、マネジャーとリーダーがどう違うのかを見てみましょう。

 マネジメントやマネジャーは、20世紀の企業が大組織になる過程で生まれてきたものです。組織が大きくなるにつれ、組織内の分業が進む一方、各機能の調整や統制をしないと大企業は秩序を失い、存続自体が危うくなります。そのような状態を避けるため、調整や統制の役割を担うのがマネジメントであり、マネジャーの役割なのです。

 マネジャーの仕事とは、計画作りと予算化であり、担当部門の目標を決め、その実現と進捗管理、他部門との調整、その過程で生じる問題解決が主な仕事となります。

 リーダーとは変革を行う人のことです。

 リーダーは組織が進むべき方向やビジョンを示し、メンバーに方向を理解させ、各自の心をまとめて変革をなし遂げます。進むべき方向を示すことやメンバーを動機づけること、人々を鼓舞することが仕事の中心となります。

 マネジャーとリーダーの仕事、マネジメントとリーダーシップは明確に異なります。これらを組織の中で明確に使い分けることが必要です。

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