2015/03/31 本日の日本経済新聞より「経営書を読む 第2版リーダーシップ論(4) 優れたリーダーはよく話す 変革に備え課題・人脈づくり」

今日の日経注目記事は、日本経済新聞のキャリアアップ面にある「第2版リーダーシップ論(4) 優れたリーダーはよく話す 変革に備え課題・人脈づくり」です。





 コッター教授は数多くのリーダーの行動を観察した結果、優れたリーダーの日常は一般に思われているイメージとは異なることを発見しました。

 リーダーはビジネスの戦略づくりや組織づくり、部下への指示命令などに大半の時間を割いていると思われがちです。

 実は優秀なビジネスリーダーは大半を様々な人に会って話すことに費やしているのです。会話もフォーマルとインフォーマルな話題が混じり合い、第三者が聞くと一貫したテーマや目的を感じさせない場合も見受けられます。会話自体は和やかに時に冗談も交えながら続きます。

 なぜ優れたリーダー達はこのような行動をとるのでしょうか?

 コッター教授はその理由はリーダーの「なすべきこと」と密接に関連していると述べています。

 リーダーのなすべきこととはすでに述べたように変革をリードし、実現することです。変革実現のためには不透明な環境の中で真に取り組むべき課題を見つけ、組織全体の様々な部門の人々を動かし問題を解決することが必要です。

 リーダーの日常はそのために使われます。端的に言うと「課題づくり」と「人脈づくり」に集約されるのです。本質的な課題を見極めるには情報の量と質が必要なのです。リーダーが日常的に人に会い話をするのは、様々な人から情報を集め、色々な立場や角度から取り組むべき課題を見つけるためなのです。

 様々な人と会うことで、リーダーは変革や課題解決に必要な人脈、協力関係を築いているのです。この人脈づくりは、社内はもとより社外のサプライヤーや関係企業にも及びます。変革を行う際には、築き上げた人脈を活用し、繰り返し働きかけ組織全体を動かしてゆくのです。

 リーダーたる人は普段から組織の中を縦横無尽に動き、情報を集め、人脈を形成し、変革に備えているのです。

=この項おわり

(ケーススタディーなど全文を「日経Bizアカデミー」に掲載)

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