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こころの健康学 聴衆との一体感、緊張解く 2017/12/4 本 日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の健康面にある「こころの健康学 聴衆との一体感、緊張解く」です。





 ここのところ何回か、自分の講演を録音した。中国発の音声プラットホームの日本版を手がけるシマラヤジャパン(東京・渋谷)の担当者から、私の講演や本の朗読をアップしてはどうかと誘われたからだ。同社は講演や朗読、エンターテインメントの音声をネット上で聴くことのできる仕組みを作っている。中国では4億人の会員がいて、初の海外進出先として日本を選んだそうだ。そのなかに私のアルバムもアップしたいという。

イラスト・大塚いちお

 私は講演の機会が多いが、何度やっても苦手意識が消えない。講演が近づくと「上手に話せるだろうか」「時間いっぱい話し続けられるだろうか」など、いろいろな考えが頭に浮かんで緊張してくる。こころに余裕がなくなって、ぶっきらぼうな態度になっているようにも感じる。気分的に落ち込んでいるときにはとくにそうだ。

 話し始めてもしばらくは緊張が続き、ろれつがうまく回っていないように感じる。ところが不思議なことに、しばらく話していると次第に緊張が解けてくる。さらに、聴衆がうなずきながら聴いているのが目に入ると、次第に高揚感のようなものが湧いてくる。聴衆と一体になったような不思議な感覚だ。

 そうするとそれまでの落ち込みや緊張はどこかに消え去って、表情は穏やかになり自然と笑顔になってくる。まさに人の存在の力を感じる瞬間で、聴衆に話させてもらったという思いを強く持つ。

 さて、このような私の講演の出来がどうだったか、しばらくは無料で提供されているので、時間が許す方は確かめていただきたい。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



中央アジア諸国結束へ人口最大ウズベク、孤立主義転換中ロ抜き、首脳会 議主導 2017/11/21 本日の日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の健康面にある「中央アジア諸国結束へ人口最大ウズベク、孤立主義転換中ロ抜き、首脳会議主導」です。





 中央アジア・ウズベキスタンが孤立路線を敷いたカリモフ前大統領の死を受け、外交を大きく転換させている。周辺国と関係を強化し、地域協力を主導する動きも見せる。最大の人口を抱える同国の転換により中央アジア諸国が結束するようになれば、地域で影響力を拡大する中国やロシアとの力関係も変わる可能性がある。 

ミルジヨエフ大統領は孤立路線からの脱却を図る(9月、国連本部)=ロイター

地域関係を改善

 ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は10日、同国南部サマルカンドで安全保障会議を開き、中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)による定期的な首脳会議の開催を提案した。

 ウズベキスタン政府によると、提案にはすべての国が同意したとしており、2018年にも初の5カ国首脳会議が開かれる見通しとなった。旧ソ連崩壊後に独立した中央アジア各国は上海協力機構など中ロ主導の組織に参加するが、大国抜きで地域の問題を話しあう枠組みはなかった。

 16年9月に死去するまで四半世紀にわたり君臨したカリモフ前大統領は国内で絶対的な権力を握る一方、他国との協力に懐疑的だった。特にキルギス、タジキスタンとは国境や水資源を巡って長年争っており、地域協力の障害になっていた。

 同年12月に就任したミルジヨエフ大統領は前任のカリモフ氏の路線を修正し、周辺国との関係改善を最大の課題に据えた。就任後にまずトルクメニスタンとカザフスタンを訪問し、9月には大統領として17年ぶりに2国間首脳会談のためにキルギスを訪れた。タジキスタンへも外交攻勢を掛けている。 

「一帯一路」機に

 カミロフ外相は「国境紛争から輸送インフラの整備、安全保障の問題までの課題に取り組むには周辺国との協調が欠かせない」と説明する。経済発展の前提となる海外からの投資誘致の環境を整える狙いと見られる。

 経済改革にも取り組み、9月には外国為替取引を自由化した。中国が掲げる現代版シルクロード構想「一帯一路」を好機と捉え、インフラ整備を巡る周辺国との協力を模索する。 

 人権問題を批判する欧米との関係強化も意識し、投獄していた政治犯の一部を釈放した。欧州の外交官は「民主・自由化がどこまで進むかは不透明だが、ウズベキスタンの変化は地域情勢にプラス」と指摘する。

 周辺国への外交と並行してミルジヨエフ大統領はロシアと中国を順番に訪問したあと、9月に訪米した。全方位外交で大国のバランスを取り、独立性を維持する思惑が透ける。カミロフ外相は取材に対し、中央アジアの3カ国も加盟するロシア主導のユーラシア経済同盟と集団安全保障条約機構(CSTO)に加盟する考えはないと明言した。

(サマルカンドで、

古川英治)



心の健康学 希望でつらさ和らぐことも 2017/11/20 本日の 日本経済新聞より

今日の日経注目記事は、日本経済新聞の健康面にある「心の健康学 希望でつらさ和らぐことも」です。





 うつ病などの精神疾患は、こころの病といわれることもある。こうした精神的変調は体にも変調を引き起こす。精神面のバランスが崩れることで、ホルモンや自律神経のバランス、免疫の働きが崩れるからだ。

 逆に、身体面の不調が精神的な変調を引き起こすこともよく知られている。風邪をひくと気分が沈みやすくなるのは、そのよい例だ。このように精神状態と身体の状態が影響し合うことを心身相関と呼ぶが、それは痛みにも当てはまる。

 痛みに個人差があることはよく知られていて、同じ病変でも人によって痛みの感じ方は違う。私たちが痛みを感じるときには「苦痛」という言葉で表す身体的な痛みと「苦悩」という言葉で表す精神的な痛みの2つを感じているからだ。

 同じ身体的な痛みを感じていても、その痛みのためにどの程度悩むかによって、感じる痛みの程度は違ってくる。だからといって、こころをしっかり持てば痛みが弱まるというわけではない。無理にこころをコントロールしようとすると、かえってつらくなる。

 そうしたとき、痛みは痛みとして受け止めながら、先への希望がみえればつらさが和らぐ可能性がある。このことを考えたのは、生まれてくる子にどのように育ってほしいか、将来の希望について妊娠中に話し合うことで、出産時の痛みを軽くする工夫をしている産科医と話す機会があったからだ。

 将来の夢や希望を自覚することはもちろん、そのような話ができる医療者や家族がいる安心感も痛みに影響するのだろう。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 車いすの96歳 動かす夢 2017/11/6 本日の日本経済新聞より

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 10月初めに久しぶりに米国フィラデルフィアに出かけた。私が専門にする認知行動療法を提唱したアーロン・ベック先生にゆかりのある人の集まりに招待されたためだ。

 私が米国留学中に初めてベック先生に会ってからもう30年になる。ベック先生は96歳になったが2日間の会議にずっと出席していた。だからといって、決して体が健康というわけではない。目の病気で視力はほとんど失われているし、脚も弱くなって車椅子の生活だ。会議前に「懐かしいからといってハグをしないように」というメールが参加者に届いたほどだ。

 しかし、ベック先生に会うと、体が不自由だからといって、こころまで不自由になるわけではないことがよくわかる。精神的にはまったく元気で発言は相変わらずシャープで、その内容はユーモアに富んでいた。

 じつは会議の少し前に、全世界400万人が登録するMedscapeという医療サイトが20世紀に最も影響を与えた医療者のランキングを発表し、ベック先生が4位になったことが仲間内で話題になった。先生は今では世界的に認められているが、それまでの道のりは平たんではなかった。自分の考えに誰も耳を傾けてくれないので、当時13歳の娘に話して聞かせていたと、会議の席でも笑いながら話していた。

 そのように苦しい体験をしていても、自分にとって大切な夢を大事にしてきたからこそ頑張り抜けたのだろうし、体が不自由になっている今でも頑張っていられるのだろう。その様子を見て、私も大きな力をもらうことができた。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 言葉使わず伝わる気持ち 2017/10/16 本日 の日本経済新聞より

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 留学中、英語が苦手だったおかげで私が学べたことのひとつは、言葉に頼らないコミュニケーション力だ。専門的には非言語的コミュニケーションと呼ばれたりするが、私は言葉を通した意思の伝達ではなく、表情や姿勢など言葉を介さない意思の伝達に頼るしかなかった。

 一対一の会話だとお互いに配慮し合うので何とか話が通じても、何人かの人間が集団で話すときにはそれぞれが自由に話すためについていけなくなることが度々だった。そうしたときには、少なくともみんなが笑ったときに間髪入れずに笑うようにしていた。

 言葉を使わなくても交流できる活動にも、積極的に参加した。私が所属していた病棟のスタッフは、週に1回、仕事が終わると体育館でバスケットボールをしていた。楽しみながら練習試合をするのだが、私は体を動かすのが好きだったこともあって、バスケットボールの集まりにいつも参加した。

 マンハッタンのビルのように背の高いスタッフとバスケットボールをするのは大変だが、試合中はまとまった会話をしなくてすむ。かけ声だけでコミュニケーションができるし、スタッフの足の間を縫って走り回るのは楽しかった。そうすると、お互いに楽しい気持ちが伝わり合って、人間関係がとても良くなってくる。

 そうすると、普段の生活で、少しくらいぎこちない英語でも、みんなと自然に打ち解けて話せるようになってくる。こうした体験を通して、私は、言葉にならない部分が会話のなかでずいぶん大きな役割を果たしていることに気づけた。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 思い切った行動で道開く 2017/10/2 本日 の日本経済新聞より

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 深い思いのある季節というのが誰にもある。私にとっては9月末がその時期にあたる。30年以上前に留学でアメリカに旅だったのが、9月末だったからだ。ニューヨーク郊外にある留学先のコーネル大学の病院まで車で移動したときに目にした紅葉の美しさは、今でもはっきりとこころに焼き付いている。

イラスト・大塚いちお

 そうはいっても、留学するのはひどく不安だった。急に決まったこともあって、詳しいことはほとんど何も決めないまま、まず単身で渡米したからだ。留学先ときちんとした契約を交わす余裕もなかった。もともと不安を感じやすい私だが、これから先に何が起こるかわからないという状況は不安なものだ。

 このように先がわからない状況では、どうしてもよくない可能性を考えがちになる。不確実な状況で生き抜くために、よくない可能性を考えて対策を立てないといけないと考えるからだろう。それに私の場合、一応は英語の勉強をしていたといっても、会話できる自信はない。留学先の人たちに受け入れられるのかどうかもよくわからない。

 心理的には、不安には3つの要素が影響すると考えられている。危険を過大評価し、自分の力を過小評価し、さらに周囲からの支援を過小評価すると不安は不必要に強くなる。私は、まさにそのような状態におかれていたのだ。

 私にとって幸いだったのは、留学先の人たちのなかに、私を受け入れてくれる人が出てきたことだった。ほどなくして家族が来てくれたことも助けになった。思い切って行動すれば道が開けるということを、私が身をもって感じられる体験だった。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 「意識を他に向ける」大切さ 2017/8/14 本日の日本経済新聞より

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 学会場にチーンと鈴が鳴る音が響いた。先月開催された日本認知療法・認知行動療法学会のシンポジウムでのことだ。認知行動療法はカウンセリングの一種で、私たちのとっさの判断が問題解決を妨げていることが多いことから、その判断を現実的で適切なものに変えることで悩みが軽くなるように導く。

 そのシンポジストが鈴を鳴らしたのは、あれこれ考えているときに自分の関心を他に向けることで考えすぎないようにすれば、気持ちが軽くなることを聴衆に体験してもらうためだ。

 私たちは問題が起きると解決しようとあれこれ考える。これ自体はけっして悪いことではない。問題解決は、役に立つかどうかの判断を後回しにして、あれこれ考えて解決策をあれこれ並べてみることから始まる。

 しかし、そのときに気をつけないと、過去の失敗をあれこれ思い出して後悔するようになっていることがよくある。思うように手助けしてくれない周囲への不満で頭がいっぱいになることもある。専門的には反すうと呼ぶが、牛が飲み込んだ食べ物を胃から口に戻してかみ直すのを繰り返すように、同じことをあれこれ考えるようになる。

 それだと問題を解決できないだけでなく、つらい気持ちが続くことになる。そうしたとき、あれこれ考えるのをやめて意識を変えることができれば気持ちが楽になるし、問題解決に向けて足を踏み出すことができる。つらくなったとき、チーンという音をきっかけに意識を他に向けてから、もう一度問題に向き合う。その手立ての効果を示すため、シンポジストは鈴を鳴らしたのだ。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 夏休みに五感取り戻そう 2017/8/7 本日の 日本経済新聞より

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 将棋にうとい私だが、藤井聡太四段が連勝記録を伸ばしていたときには、人間の持つ潜在能力のすごさを感じた。将棋についてはプロ棋士と人工知能(AI)の戦いも話題になった。私は、プロ棋士がAIに敗れたというニュースに接したときにも、人間の持つ可能性を感じた。

 AIがどこまで発展するのかと不安と期待の入り交じった気持ちになる一方で、AIと渡り合える人間の潜在能力に驚きを感じた。機械と違いこころや体が一定していない人間が、機械とギリギリのところで戦えることに、人間の可能性を感じた。

 以前、ある講演会で将棋の高段者が感覚の大切さを話していた。私もだが一般の人は高段者が何手先まで読むかを気にする。しかし、その人は、先の手を読むよりも、その瞬間の感覚を大切にしているというのだ。いろいろと考えてひとつの手を打つとき、その手が良い手かどうかは、将棋の駒を将棋盤に置くときの感覚で判断するという。

 駒を置こうとしたときに良い気持ちになるようだったら、安心して置くことができる。しかし、何かスッキリしない、不愉快な感じになるようだったら良くない手なので、駒を引っ込めるという。私は将棋のことはわからないが、五感の働きの大切さが伝わってきて、とてもよく納得できる話だと思った。

 ちょうど今、夏休みを取る人が多い時期だ。毎日、学校や仕事で学業や業務、家事など日常に追われていると五感が鈍りがちになる。せっかくの夏休み、日常から少し離れて自然の中で五感を取り戻す体験をする機会にしていただきたい。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 怒ったとき 反応よりも選択 2017/7/24 本日の日本経済新聞より

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 怒りのコントロールでは感情の高まりに気づくことが大切だ。怒りを感じたときに起きてくる体の反応や特徴的な行動、考えに気づいて立ち止まるようにすると怒りに上手に対処しやすくなるからだ。

 そうした変化に気づいたときには、反応ではなく選択ができるように意識する。もちろん、腹が立つときというのは、相手がひどいことをしたり不愉快な態度を取ったりしたときで、怒りをぶつけたくなる気持ちは十分に理解できる。

 だから腹を立てて反射的に反応するのだが、それで自分が望むような結果を得られるかというと、必ずしもそうではない。むしろ、自分の怒りが相手の怒りを引き出し、お互い感情的になってますますよくない状態になっていく。自分に対してきちんと配慮をしてほしいという本来の思いとはまったく逆の方向に状況が進んでいってしまう。

 避けるためには、立ち止まって、自分が相手に何を期待しているのかを具体的に考えてみるとよい。自分が期待する態度を相手が取るようにするには、自分がどのように行動をするのがよいのかを考える。相手の主張を受け入れるのか、逆に自分の考えを主張した方がよいのか、どのような伝え方をするのか、いくつかの選択肢を考えるようにする。

 腹が立ったときに、自分の考えを冷静に振り返って行動の選択をするのはたしかに大変だが、そうした対応ができるかどうかで、その後の人間関係はまったく違ってくる。反応ではなく選択ができるこころの余裕が、職場や家庭の人間関係をよくする。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)



こころの健康学 怒りの波、上手に「乗る」 2017/7/17 本 日の日本経済新聞より

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 腹が立ったときに、そのまま怒りを相手にぶつけると結果として良くない方向に進みやすい。感情は伝染しやすく、怒りは相手の怒りを引き起こしやすいからだ。腹が立つのには相応の理由がある。相手がひどいことをしているからこそ、腹が立つのだ。だからといって怒りを直接ぶつけても、互いに不愉快になり気まずくなるだけだ。

 そうしたときにサーフィンを思い起こすとよいと前回の本欄で書いた。怒りは海辺に打ち寄せる波のようなものだ。波は最高潮に達した後、次第に小さくなって浜辺に打ち寄せる。感情も同じで、高まったままずっと続くということはない。

 怒りの感情は、急激に高まった後、次第に弱まっていく。だから、感情が高まったときはその波に静かに身を任せて、小さくなるまで待つようにする。サーフィンで波の上に立ち、波の動きに身を任せるのと同じだ。感情に任せて行動するといろいろと問題が出てくる。そうならないために、まず自分の怒りの感情が高まってくることに気づくようにすることが大事だ。

 そうは言っても、怒りが高まってきたことに気づくのはなかなか難しい。怒りが高まってくると、自分を振り返れなくなるからだ。それを避けるためには、怒ったときに自分の体や心にどのような反応が起きるのかを事前に知っておくようにするとよい。

 腹が立ったときの体の反応や特徴的な行動、頭に浮かびやすい考えを事前に書き出しておく。そして、少しでもそうした兆候が出てきたときに立ち止まるようにすると、感情の波に上手に乗れるようになる。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)